高齢ゾウ「はな子」、体調不良で誕生会中止へ

井の頭自然文化園で飼育さている、アジアゾウ「はな子」は国内最高齢のゾウだ。
同園では、2011年頃にはな子が獣医師を鼻で突き飛ばしてから、現在まで飼育係が柵越しに世話する飼育方式をとっている。今月に入り、飼育係の安全確保のため運動場にも移動式の鉄柵が設置されたという。
しかし、環境の変化に敏感なはな子は、柵を警戒して寝部屋にこもってしまった。飼育係は、エサや、柵を樹木で隠すことで、再びはな子が外に出られるように尽力していた。
はな子は毎年1月1日を誕生祝の日として、2011年から寝部屋のケーキが置かれるようになった。毎年多くの人が訪れゾウ舎ではな子を祝っていた。
今年ははな子の年齢を考慮し、暖かくなる3月にお祝いする予定だったが、部屋にこもっていたためか、はな子が体調を崩してしまったため、中止されたという。
外に出られるようにと扉を開けていたためお腹が冷えたようで、前日の朝にはな子がお腹が痛そうにしていたらしい。
はな子は今年69歳になった。部屋にこもる原因となった鉄の柵は、現在は撤去されたようで、園でははな子と飼育係の安全を確保できる対策を講じているそうだ。打開策がみつかることを願う。