高齢ゾウ「はな子」、体調不良で誕生会中止へ

井の頭自然文化園で飼育さている、アジアゾウ「はな子」は国内最高齢のゾウだ。
同園では、2011年頃にはな子が獣医師を鼻で突き飛ばしてから、現在まで飼育係が柵越しに世話する飼育方式をとっている。今月に入り、飼育係の安全確保のため運動場にも移動式の鉄柵が設置されたという。
しかし、環境の変化に敏感なはな子は、柵を警戒して寝部屋にこもってしまった。飼育係は、エサや、柵を樹木で隠すことで、再びはな子が外に出られるように尽力していた。
はな子は毎年1月1日を誕生祝の日として、2011年から寝部屋のケーキが置かれるようになった。毎年多くの人が訪れゾウ舎ではな子を祝っていた。
今年ははな子の年齢を考慮し、暖かくなる3月にお祝いする予定だったが、部屋にこもっていたためか、はな子が体調を崩してしまったため、中止されたという。
外に出られるようにと扉を開けていたためお腹が冷えたようで、前日の朝にはな子がお腹が痛そうにしていたらしい。
はな子は今年69歳になった。部屋にこもる原因となった鉄の柵は、現在は撤去されたようで、園でははな子と飼育係の安全を確保できる対策を講じているそうだ。打開策がみつかることを願う。

囲碁ソフトが最強棋士に勝利

GoogleのDeepMindが開発した、囲碁プログラムの「AlphaGo」が、囲碁界のトップ棋士である、李世ドル九段と対局して勝利をしました。一連の様子は、YouTubeで生中継され、約10万人が歴史的瞬間を視聴しました。
「AlphaGo」は、コンピュータが自ら学習をする人工知能技術である、「ディープラーニング」を囲碁に応用し、強化されたソフトです。
今年の1月にプロに初勝利したことが科学雑誌「Nature」で明かされました。
そして、今年の3月に李世ドル九段との全5局マッチが設けられていました。
李世ドル九段は、レーティングでは史上初の七冠を狙う、井山裕太六冠に次ぐ世界第4位です。
「囲碁界の魔王」と称されている人物で、人気漫画「ヒカルの碁」の高永夏戦のモデルにもなっています。
なお、今回は負けたものの、まだ初戦であり、3月10日、12日、13日、15日にも対局は行われるとのことです。